指定校推薦は負け組ですか？

指定校推薦は負け組なの？

「指定校推薦の制度で大学に入学したら負け組なのですか？」という内容です。

「自分では高校生活を真面目に頑張ってきたつもりなのに、どうして負け組と言われなければいけないの？」と気になって質問されたのでしょう。

もしかしたら、この記事にたどり着いたあなたも同じような気持ちなのかもしれません。

• 指定校推薦で大学に入るのは負け組なのか知りたい
• 自分が負け組なのだとしたら、今度どうすればいいのか知りたい

このような気持ちに少しでも当てはまるようでしたら、この記事を最後まで読んでみてください。

指定校推薦は負け組じゃない

指定校推薦で入学するあなたは、決して負け組ではありません。

指定校推薦の制度を利用できるということは、あなたが学生生活においてコツコツ頑張ってきたという証です。違いますか？

「指定校推薦は負け組だ」という意見は、ただの思い込みにすぎません。

2022年の大学全体の入試区分において、推薦入試で入学する生徒の割合は36.7%。

その推薦入試のうちの28.1％が「指定校推薦」という調査結果があります。

（参考：『大学入学者選抜の実態の把握及び分析等に関する調査研究』株式会社 リベルタス・コンサルティング）

大学に入学する100人の学生のうち、指定校推薦で入学する生徒数は

100 x 0.367 x 0.281 = 10.297（人）

つまり、10人に1人の割合と言えます。

過去と比較すると人数は増えていますが、まだまだ少数派ですよね。

人間は多数派に属している自分に安心してしまう生き物なので、指定校推薦という少数派に入ったあなたを「負け組」だと批判したくなっているだけです。

指定校推薦は一般入試より親に心配をかけない

指定校推薦を利用すると、一般入試の受験をするよりも親に心配をかけずに済むというメリットもあります。

一般入試の場合は大学受験当日の一発勝負ですよね。受験の１週間前まで迫ってくると親にもかなりのプレッシャーがかかっています。

• 受験の直前はどう接してあげたらいいんだろう
• もし当日、体調が悪くなったらどうしよう
• もし受験に失敗して帰ってきたら、どう励ましてあげたらいいんだろう

受験する本人はもちろんプレッシャーがかかっていますが、見えないところで同じように親も緊張しているものです。

ですが、指定校推薦の場合はどうでしょうか？

「この日に失敗したらおしまいだ・・」という一発勝負ではないため、親にも心配をかけずに済みますよね。

また一般入試を受ける場合には、第一志望に受からなかったときのために、「滑り止め」の受験をする人も多いです。

滑り止めの受験の際にも、もちろん緊張感がありますし、検定料の費用もかさんでしまいます。

いろんな面を考慮しても、指定校推薦の制度にはメリットがありますので、この制度を活用できることに越したことはないでしょう。

指定校推薦も一般入試も「大学に入った」という事実は同じ

ここが大切なポイントなのですが、一般入試だろうと指定校推薦だろうと、合格すれば「大学に入った」という事実は同じです。

一般入試も指定校推薦も、目的は大学に入学することですよね？

その過程が少し違うだけの話です。

そして、忘れてはいけないことが

だということです。

• 一般入試で入学して、大学では遊び・ゲームにのめり込みダラダラ過ごしている
• 指定校推薦で入学して、大学でも目標に向かってコツコツと努力している

どっちが将来、負け組になりそうですか？

「指定校推薦で入学するなんて負け組だ」なんてことを言っている人を、相手にする必要はありません。

あなたがすべきことは、「将来どんな仕事に就きたいか、そのためにどんな勉強をするべきか」を考えること。

そう思いませんか？

指定校推薦でも負け組じゃない。大事なのは「将来やりたい仕事に就くこと」

ここまでお話してきたように、指定校推薦で大学に入学することは負け組ではありません。

就職する際、起業する際に「その人が指定校推薦だったのか」なんて関係ないです。

目標を定めて、あとはあなたの得意な「毎日コツコツと勉強する」ということを続ければいいだけです。

先ほどもお伝えしたように、大切なのは「どんな仕事に就きたいか」を考えること。

ここが本当に重要です。

なぜなら

からです。

人生はたった１回きりしかありません。

• 適当に仕事を選んで、「自分は負け組なのか？」とモヤモヤし続ける人生
• 本当にやりたい仕事に全力で打ち込んで、他人の評価なんか気にならない充実した人生

あなたはどっちの人生を選びますか？

もし、将来本当にやりたい仕事に就いて幸せな人生を歩みたいのなら・・

その理由は、就職支援サイトには「こんな仕事もあるのか！面白そうだな！」と感じる求人がたくさん載っているからです。

仕事の選択肢をたくさん知っているほど、自分に最適な仕事を見つけられる気がしませんか？

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よくある残念なパターンとして、「周りの友達が就活をし始めたから、何となく自分も仕事探しを始める」というもの。

そんな “付け焼刃の就活” で「心からやりたいと思える仕事」に出会えるでしょうか？

きっと難しいですよね。

「自分は何がしたいのか、まだ分からない」「やりたい仕事が見つかったけどスキルが足りない」という状況になるのがオチです・・

そして何となく仕事を選ぶハメになり、いずれは「こんな仕事に就いている自分って負け組なの？」という思考になります。→ モヤモヤ人生まっしぐらです。

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そして将来、周囲からの意見などに振り回されず、堂々と胸を張れる人生につながるのです。

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